「ラズパイで実現した格安CTI、停電時は自動的に電源断」というタイトルで紹介いただきました。かなり詳しく仕組みを紹介していただいています。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/062900102/070500005/

 

今後、「ラズパイマガジン」をはじめ、「日経Linux」や「日経ソフトウェア」誌などでも「ラズパイ版CTIシステム」の概略が紹介されるかもしれません。

 

思わぬ形で公開されることになり、パンフレットやデモ機の準備に奔走中です！今後も改良を加えていく予定ですので、どうぞご期待ください。

 

今まではユニバーサル基板で試験していましたが、動作も安定しているようですので、専用基板を作成しました。単純な両面基板ですが、やはり手配線より組み立てが楽ですね。

 

オリジナル専用ケースにピッタリ収まります。今のところ特に販売はしておりませんが、興味のある方はぜひお問い合わせ下さい。

 

ラズパイに専用のオリジナルUPSを装着した状態で組み込めるケースです。

主な仕様

• DC5V 30mm（厚さ7mm推奨）のDCファンを装着可能です。
• 誤接続防止のため、ラズパイ本体のMicroUSB端子は隠ぺいしてあります。代わりにDC9VのACアダプタを接続するDCジャックが設けてあります。
• 3φのLEDを最大4個装着できます。
• 秋月電子通商の「超小型2線式LEDデジタル電圧計」を装着できます。オリジナルUPSの電気二重層キャパシタの電圧を計測したい場合に使用します。
• ラズパイ本体のHDMI、オーディオ、LAN、USB端子を利用できます。
• ファンの固定以外にビスは使用していません。

制限事項

• 蓋の固定にビスを使用していませんので、しっかりと固定する場合には接着剤等を使用して下さい。
• 3Dプリンタで製造していますので、金型による成形品のような精度は期待できません。

購入方法と価格

• DMM Makeのクリエーターズマーケットから購入（現在準備中です）
• shapewaysのMarketplaceから購入（現在準備中です）

 

ラズパイ版CTIサーバ用に、オリジナルのUPSを開発しました。もちろん他の用途にも利用できます。専用ケースやプリント基板も準備しました。

仕様概略

• 電気二重層キャパシタを利用したラズベリーパイ専用のUPSです。停電時に安全にシャットダウンすることを目的としています。
• 大容量の電気二重層キャパシタを2個使用して、停電時の電源としています。
• キャパシタが満充電であれば、停電時に約40秒間の電源供給ができますので、通常の用途であればラズベリーパイを余裕をもってシャットダウンすることができます。
• 停電時に短絡するフォトカプラ―出力を用意しました。それを利用してラズベリーパイへシャットダウン信号を送ることができます。

オリジナルUPSスペック

項目	スペック
入力電源	DC９V/1A（ACアダプタ、φ2.1センター＋）
出力電圧	DC5V/1A（ヘッダピンからラズパイに電源供給します。高負荷のラズパイでは能力不足になる場合があります）
バックアップ時間	最大40秒（5V/0.5A）
瞬断時間	20msec以内（5V/0.5A、キャパシタ電圧4V以上）
シャットダウン出力	フォトカプラ（停電時に短絡。任意のGPIOに接続可能）
状態表示	LED1：運転中点灯 LED2：キャパシタ電圧3.9V以上で点灯 キャパシタ電圧測定端子あり
タクトスイッチ	フォトカプラ出力と並列接続

外観

• ケース、UPS基板は開発中のものです。

制限事項

• 通常のUPSと同様、放電後は充電が完了するまでUPSの動作はしません。最低でも10分程度は充電することが必要です。

購入方法と価格

• 現在準備中です。